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横浜都心臨海部のビジネス&カルチャー情報を配信する「ヨコハマ経済新聞」編集部のブログ

横浜駅東口のショッピングスポットー1

横浜駅東口で真っ先に目につくものと言えばそごう横浜店と横浜スカイビルだと思います。
駅前のショッピングスポットとして横浜市民の多くの方が利用していると思いますが、今回は買い物以外の面、特に眺望を楽しむというところに焦点を当ててみたいと思います。



そごう 横浜店
現在のそごう横浜店が「横浜そごう」としてオープンしたのが1985年(昭和60年)9月、当時は売り場面積日本一の10階建のデパートとしてオープンしました。
当時の横浜そごうについては次のように言われていました。


85年9月、当時売り場面積日本一の「横浜そごう」がオープン。
DCブランドの服などを求める長蛇の列ができた。
「ヒット商品に求心力があった。置きさえすれば売れた」と当時の販売促進担当者。
初年度売り上げは約800億円。そごうが経営危機に陥るとは夢にも思わなかった。

SANSPO.COM〜 より


オープン当初から大変賑わっていた横浜そごうですが、ビュースポットとしても面白いところでした。
当時はベイブリッジの完成はもちろん、横浜博覧会の前でもあり、まだまだ発展途中の横浜臨海部ではありましたが、その頃からこのそごうの屋上からの展望は素晴らしいもので、それまでの山手や山下周辺から見渡す横浜港の眺めとも方向が異なるので、大変新鮮な眺めだったことを記憶しています。
もちろん今でも、発展・進化を続けるMM21地区などの横浜臨海部をゆっくり眺めることができます。
また、屋上に限らず館内から景色を眺めることができるのも面白いと思います。
全ての階ではありませんが、たとえば7階の紀伊国屋書店内の海側などには大きな窓があるので買い物中でもベイブリッジ方面を眺められます。


横浜スカイビル
1968年(昭和43年)オープンのオフィスビルです。
当時は東口のバスターミナルと直結した建物だったのですが、そのバスターミナルはそごうの1階部分となり、建て替えにより現在の30階建のビルとして竣工したのは1996年(平成8年)です。
今も上層階はオフィスビルとして利用されていますが、レストラン街からは食事とともに展望を楽しむことができます。また、14〜15階にあるスカイスパでは入浴しながらベイブリッジランドマークタワーなど臨海部の景色を眺めることもできます。



いずれのビルもMM21地区や海に面する建物ということもあり眺望がよいのは当然と言えば当然なのですが、心配なのは今後MM21地区の高島町側に幾つかビルが建てられるので今の景観とは多少なりとも変わってくる可能性があることです。
と同時に横浜ベイクォーターや、現在はまだ建設中ですが、そごうとMM21地区を直結した遊歩道などこの周辺にもまた新たなスポットが増えているのも確かですが・・・。

いずれにせよ横浜市民にとっては買い物や乗り換えという日常と密着したエリアですが、その「ついで」に横浜らしい眺めや潮風をじゅうぶんに楽しめるエリアでもあります。



そごう横浜店
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ヨコハマスカイ
http://www.yokohama-sky.com/index.shtml

株式会社横浜スカイビル
http://www.yokohama-sky.co.jp/index.html