ヨコハマ経済新聞アンテナ +

横浜都心臨海部のビジネス&カルチャー情報を配信する「ヨコハマ経済新聞」編集部のブログ

水の情景


横浜美術館で開催されている「水の情景―モネ、大観から現代まで」の会期が、7月1日までと終了間際になってきました。見に行ってから時間がたってしまったのですが、個人的な感想を少し書いておきます。

テーマは至ってシンプル。近・現代を中心にジャンルも絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションと幅広く紹介しています。

例えば金昌烈、梶井照陰など水の一瞬の表情をとらえた作品。高嶺格、石田尚志、ジュン・グエン=ハツシバなど水の変わり行く表情をうまくとらえている映像系の作品。点数もけっこうなもので、見ごたえがありました。

この手の展覧会は、作品を幅広く紹介している分、散漫な印象が残ったりするものなのですが、まとまりがよく集中して見ることができます。アンリ・カルティエ=ブレッソン金村修ロバート・キャパなど、美術館でよく見ることのできる写真作家の作品も、ほかの作品の中でよく映えていました。

次の日曜日までの開催なので、未見の方は足を運んでみてはいかがでしょうか。写真は美術館前に設置されている眞板雅彦の作品《竹水の閑―横浜》。


【水の情景―モネ、大観から現代まで】

会期:2007年4月21日(土曜)から7月1日(日曜)
開館時間:10時から18時 (金曜は20時まで開館)
会場:横浜美術館 http://www.yaf.or.jp/yma/
休館日:木曜日


筆者 橋本誠

横浜国立大学マルチメディア文化課程卒業。ギャラリー勤務を経て、フリーのアートプロデューサーとして活動している。主な企画展にReading Room(BankART studio NYK/2005)など。2006年11月より横浜ベイクォーター内「ギャラリーBOX」の作品展示をP3 art and environmentの芹沢高志と共に企画・制作。2007年9月に横浜・神戸で開催予定の「都市との対話」展を準備中。

展覧会・イベント情報サイトTokyo Art Beatのレビューページ「TABlog」に編集兼ライターとして参加、ポータルサイトAll About「アート・美術展」ガイドを担当、REALTOKYOに寄稿するなど執筆活動も行っている。