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マリノスタウン


横浜F・マリノスは横浜をホームタウンとするクラブの1つ。
その横浜F・マリノスのクラブハウスなどクラブ機能の総てを集約したのがこのマリノスタウン、正式名称「横浜F・マリノスみなとみらい21トレーニングセンター」。
それが横浜のど真ん中、みなとみらい地区61街区にある。


横浜F・マリノスといえば、前身の日産自動車FC時代から横浜を本拠とした名門クラブ。
しかしながら以前はトップチームの練習場やクラブハウス、本社、更には下部組織の練習場までそれぞれ横浜市内の別の場所に点在しており様々な問題があった。
そうした点を踏まえ、横浜F・マリノスはすべての機能を1箇所に集中した横浜F・マリノス独自の都市部型サッカータウンの建設計画を2004年に発表、2007年1月にグランドオープンした。


ここは練習場ではあるものの約2000人収容可能なスタンドを常備している。
このスタンドからはグラウンド越しに横浜そごうやスカイビルなど横浜駅周辺の高層ビルがそびえる。
更には周辺を見上げてみれば、みなとみらいの高層マンション群やランドマークタワーなどの高層建築が何棟も建っており、まさに都市型サッカータウンを実感する。
また、隣接するエリアでは現在、日産自動車新本社ビルが建設中でこのあたりは日産自動車関係の一大拠点となりつつもある。


敷地内にはグラウンドとクラブハウス棟以外に岡田武史現日本代表監督が横浜F・マリノスの監督だった時に要望して造られたという坂道ダッシュの練習設備、通称「岡田坂」が目に付く。
その他にもチームグッズのオフィシャルショップやグラウンドを見渡しながら食事のできるレストランもあり、練習が行われていなくても横浜F・マリノスの試合をはじめ各種スポーツ番組が放映されスポーツカフェ的に楽しむことができるなど、必ずしもトップチームが練習していなくても雰囲気を楽しむことはできる。

クラブハウス(左)と「岡田坂」(右)


記載するタイミングを逸してしまったが、先週までFIFAクラブワールドカップのために来日していた欧州王者、イタリア・セリエAACミランがここを練習場に使用していて話題になった。
昨年も同様にFCバルセロナが練習に使用した。
今のところ来年までFIFAクラブワールドカップは日本で行われることになっているので、おそらく来年も練習に使われると思われる。
さて、来年はどこのビッグクラブがここで練習をすることになるのだろうか。



横浜F・マリノス Official Web Site
http://www.f-marinos.com/


マリノスタウン」がグランドオープン、28日から一般公開 - ヨコハマ経済新聞
http://www.hamakei.com/headline/2140/index.html