映像と身体のパフォーマンス
昨日より、BankART Studio NYKでは「public=un+public Vol.02 in ASIA」という、映像インスタレーションの展示とパフォーマンスによるプロジェクトがスタートしました。
Off Nibrollという、ダンスを中心に様々な要素を取り入れてパフォーマンスを行うユニットの企画により、北京と台北からもアーティストを招いて行われているものです。
昼間は映像インスタレーションの作品を無料で、週末の夜は有料になりますが、各アーティストのコラボレーションによるパフォーマンス作品を見ることができます。
私はOff Nibrollのメンバーである振付家の矢内原美邦さん、映像の高橋啓祐さんの作品はけっこう好きで、関連する作品を何度も見ているのですが(というか後述の通り一緒に仕事もさせていただいているのですが)、今回はコラボレーションであることもあり、いつもとはまた作風が異なり楽しく見ることができました。
展示もそれぞれ個性的な作品が展開されています。
public=un+public Vol.02 in ASIA
【日時】 2007年3月21日(水・祝)-3月31日 (土)
【会場】 BankART Stuidio NYK / NYKホール< exhibition >
【会期】 3月21日(水・祝)- 31日(土) 11:30-19:00
【入場料】 無料< performance >
【日時/開演】
3月21日(水・祝) 19:30
24日(土) 19:30
25日(日) 18:00
30日(金) 19:30
31日(土) 19:30
【料金】 各回2,000円
実はこの「public=un+public」は、2005年に第一弾が開催されたもので、その時はオーストラリアのアーティストとのコラボレーション作品でした。
この時は私も縁があって、映像制作関連の会社で企画をする機会があり、この作品の展示とパフォーマンス、メイキングなどを収録したDVDを制作しました。
BankART1929のショップや発売元である(株)日本技芸のオンラインサイトで買うことができます。
筆者 橋本誠
横浜国立大学マルチメディア文化課程卒業。ギャラリー勤務を経て、フリーのアートプロデューサーとして活動している。主な企画展にReading Room(BankART studio NYK/2005)など。2006年11月より横浜ベイクォーター内「ギャラリーBox」の作品展示をP3 art and environmentの芹沢高志と共に企画・制作。2007年9月に横浜・神戸で開催予定の「都市との対話」展を準備中。
展覧会・イベント情報サイトTokyo Art Beatのレビューページ「TABlog」に編集兼ライターとして参加、ポータルサイトAll About「アート・美術展」ガイドを担当するなど執筆活動も行っている。