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横浜都心臨海部のビジネス&カルチャー情報を配信する「ヨコハマ経済新聞」編集部のブログ

ZAIM 横濱・創造界隈

火曜日担当の高木です。先週、橋本さんの[art]情報でご指名(?!)があったので早速ZAIM(ザイム)を紹介したいと思います。また、ZAIMでの具体的な活動やその流れつにいては水曜日担当の山本さんら専門の方にお任せして、今回はどのような拠点なのかについて紹介したいと思います。

横浜で活動していらっしゃるアーティストやクリエーターの方はご存知の方が多いとは思いますが、そうでない方にとってはあまり聞いたことのないところだと思います。
日本大通に面する建物は昭和3年、日本綿花株式会社横浜支店として創建、終戦後アメリカ軍の接収を経て、昭和30年代から関東財務局・労働基準局として使われてきた歴史ある建物です。その後、横浜市が取得し、現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ2005」で市民サポーターやアーティストの活動と交流の場として活用されました。
現在は2008年のヨコハマトリエンナーレ第3回展に向けて、市民サポーターやアート系NPOの活動拠点施設として使用されています。ちなみに私たちヨコハマ経済新聞編集部もZAIMに入居しています。

ZAIMという拠点の表記には、ZA=「座」=人々が集い、交流する場。IM=intermediary=「中間支援」機能(若手アーティストやNPOなどの活動を支援するための環境整備)以上の「場」と「機能」の相乗効果という意味が込められています。
そしてZAIMが提唱しているのは横浜独自の「シティアート」の実現です。アーティストやクリエーター、そして市民が交わり様々なジャンルで新たな芸術的価値を生み出し、横浜から発信していきたいという思いです。
ここでは我々市民が気軽に様々なアート作品に触れることができるだけでなく、ZAIMのホールやスペースを使ってイベントや交流会を開き、積極的に創造活動へ参加することもできます。ご興味のある方はまずは企画を提案してみて下さい。

また、「そこはでは・・・」という方は1階にあるZAIM CAFE(ザイム・カフェ)に立ち寄ってみてはいかがですか?ワンコイン(500円)の飲み物やスナックを楽しみながら、歴史ある建物やアートの雰囲気を感じる事ができると思います。


▽「ZAIM」公式サイト

http://za-im.jp/php/

▽「横浜トリエンナーレ」公式サイト

http://www.yokohamatriennale.jp/