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横浜都心臨海部のビジネス&カルチャー情報を配信する「ヨコハマ経済新聞」編集部のブログ

クリエイティブシティって何?

こんにちは、水曜日担当の山本浩生といいます。ここでは、横浜のアートシーンを熱くしている源ともいえる横浜市の「文化芸術創造都市 クリエイティブシティヨコハマ」構想や進行中のプロジェクトについての情報をお届けしようと思います。

2009年、横浜は開港150周年になります。この150周年を契機に横浜市は、今からどんどんヨコハマを活性化させるような事業に取り組んでいるわけなのですが、その中心的な事業の一つとして「文化芸術創造都市 クリエイティブシティ ヨコハマ」があるのです。横浜市は、通常の「局」とは違う「事業本部」という組織をつくって、「開港150周年」と「創造都市」づくりに向けた取り組みを行っています。力が入っています。

横浜市 開港150周年・創造都市事業本部
http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/kaikou/

そのクリエイティブシティ構想にはいま4つの柱があって、「ナショナルアートパーク構想」「創造界隈」「映像文化都市」「ヨコハマトリエンナーレ」という4つのプロジェクトが中心に動いています。そのいずれのプロジェクトも横浜の中心部で芸術文化活動を大いに推奨して文化的発信地にしていこうというようなことなのですが、次回からはその4つのプロジェクトの内容を随時解説しつつ、その中で具体的に活動している拠点などを紹介していこうと思っています。

2006年のヨコハマ経済新聞の編集部座談会では、「多面化して進んだクリエイティブシティ政策」として、ここしばらくの出来事を振り返っているので、見てみてください。

▽2006年の「ヨコハマ10大ニュース」発表!ハマ経編集部が語る「ニュースの裏側」
ヨコハマ経済新聞 2006-12-31)
http://www.hamakei.com/column/138/


次回は「創造界隈」について書こうと思っているのですが、これがけっこうすごいんです。かいつまんでいえば、横浜中心部にたくさん残っている歴史的建造物や空きオフィスを使ってアーティストやクリエイターが制作したり滞在したり展覧会をやったりするというものなのですが、実は大規模な拠点がいくつも出来ているのです。 ...いや、もうすでに伝説的なクリエイターズビルが馬車道に存在したのだ...
 次回乞うご期待。

横浜市、「クリエイティブシティ横浜」のロゴマークを発表
ヨコハマ経済新聞 2006-06-02
http://www.hamakei.com/headline/1670/


追伸
私は、現在は主に横浜を拠点にアーティストとして活動しています。東京出身なのですが、横浜のアートがいま非常にあついのを察知し、約2年前に横浜にふらふらと拠点を移してきた次第であります。