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イベント創造プラットフォーム準備委員会

hamakei2005-02-15

2009年の横浜開港150周年「イベント創造プラットフォーム準備委員会」の委員になることになった。この準備委員会の呼びかけ人は作家の山崎洋子さん。今回は、NPO的立ち位置で委員に参画することになった。

いよいよ横浜で「イベント創造」にかかわることになって来年度は正念場。



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 “日本最後の大規模赤線”と呼ばれた神奈川県横浜市初音(はつね)町周辺の売春宿街が様変わりしている。神奈川県警が今年1月11日から厳しい摘発を実施、ほぼ1カ月が経過して、地元の人も「こんなに長く灯が消えてるのは初めてだ」というほど、ゴーストタウン化した。かつては約250軒の売春宿が連なり、黒沢映画で「魔窟(まくつ)」と紹介された街が、時代の流れの中で生まれ変わろうとしている。
 今年、1月11日に神奈川県警が主導となり「バイバイ作戦」を発動させた。目的は、横浜市中区初音町周辺に存在する「特殊飲食店」の壊滅。いわゆる売春宿の完全撤廃だ。およそ1カ月が経過した13日深夜、ネオンきらめいた路地は真っ暗。パトカーの赤色灯だけが暗夜に光っていた。
 深夜2時には大阪市から30代の会社員4人組が首をひねりながら「なんでやねん。週刊誌見てヤレると思ったら真っ暗やんか。無駄足や」と地団駄を踏んだ。
 女性らは姿を消したが、残った店舗が別事業を始める気配はない。初黄(はつこう)飲食店組合の服部三郎組合長(78)は「確定申告後に組合は解散し、生まれ変わるために新しい組合をつくる。恥ずかしくて名刺はなかった。これで(名刺を)刷れる」と話した。
 昨年8月20日、神奈川県警の本部長に伊藤茂男氏が就任した。警視庁公安部長などを歴任し、新宿・歌舞伎町清浄化対策での実績を持ち「09年は横浜港開港150周年。その年までに(売春宿を)一掃する」として、10月ごろから摘発が頻繁に実施された。12月13日から5日間、機動隊を常駐させ、少しでも店に灯がつくと摘発する体制が敷かれた。管轄の伊勢佐木署生活安全課は「警戒体制は無期限。壊滅するまで続ける」と本気の姿勢を崩さない。
 近隣で開業48年のラーメン店を営む2代目女性店主(61)は「(外国人の)女の子はよく食べに来た。昨年暮れには『ヤマナシ、イクヨ』と言ったきり、姿を見せなくなっちまった」と話す。初音町周辺の関係者は「パスポートを持ってるのは国に戻った。あとは川崎、町田、千葉に散った」と話した。
 跡地再開発について服部組合長は「売春なしで4月からやれる店だけで再開する」。店内の階段は撤去し2階は封鎖。賃貸料も適正価格にするという。
 63年公開の黒沢映画「天国と地獄」では、初音町周辺が舞台となり売春や麻薬がはびこる「魔窟」と紹介されたが、日本最後の大規模赤線地帯も、大きく変わろうとしている。

山下ふ頭にデジタルコンテンツ取引所構想
 情報化の「開港」を─。横浜市内のIT(情報技術)企業や港湾関係者らが十四日までに、山下ふ頭にCG(コンピューター・グラフィックス)映像などデジタルコンテンツの取引所を開設しようという構想をまとめた。近く市に提案し、横浜開港百五十周年(二〇〇九年)記念事業での採用を目指す。
 構想をまとめたのは、IT関連企業の代表や大学関係者、港湾関係者ら十六人でつくる「横浜クリエイティブ・アカデミー・ポート事業推進協議会(ヨコハマCAP)」(世話人・SOHO代表斎藤裕美さん)。
 横浜市は横浜開港百五十周年記念事業の一環として、「民の自主企画事業」を募集する予定。これを受け、斎藤さんらは会を発足させ構想づくりに着手。このほどまとまった提案では、山下ふ頭で今秋開催される「横浜トリエンナーレ2005」の会場となる市の公共上屋の活用を打ち出している。
 具体的には、国際デジタルコンテンツ商取引所・売買流通市場(仮称)や、デジタルハリウッド大学が入居するクリエーター教育機関の設置などをうたっている。
 同会によると、高い成長が見込まれるデジタルコンテンツ産業市場は世界規模で約百二十四兆円。このうち日本製品のシェアは10%を占め、国際的に優位な地位を占めている。
 しかし、現状は主要取引は大手企業が中心。商取引所を開設すればベンチャー企業が主体的に国際間で取引できるようになり、IT産業全体へ波及効果が期待できる。

起業と投資家向けに交流会/横浜
 起業家と個人投資家など支援者の交流の場となる「起業家・投資家お見合い交流会」が十六日、横浜市中区太田町二丁目の横浜メディアビジネスセンター七階、横浜産業振興公社で開かれる。参加無料。
 学生向け起業セミナーなど起業家支援に取り組むNPO法人特定非営利活動法人)横浜エンジェルズ・フォーラム(水内終一理事長)の主催。
 基調講演は、浜銀総合研究所主席コンサルタントの寺本明輝さんと、同公社プロジェクトマネジャー岩島光太郎さんが行う。また、結婚式ライブの配信サービスなど、独創的な事業に取り組むベンチャー三社がプレゼンテーションして投資家らにアピールする。
 午後一時四十分から。同五時半からは、起業を志す学生や起業家、投資家などが参加する交流会(参加費三千円)も開かれる。