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横浜都心臨海部のビジネス&カルチャー情報を配信する「ヨコハマ経済新聞」編集部のブログ

ヨコハマの貿易事情


「ヨコハマ」のイメ‐ジは皆さんにとってどのようなものでしょうか?
いくつか思い浮かべてみると、おそらく「港」や「船」と言う文字が頭に浮かんでくるでしょう。資源が少ない日本は海外よりモノを輸入して、それを加工し輸出して経済成長を成し遂げてきた。もちろん、港ヨコハマも昔からその拠点となり、例外ではない。
更に、優雅な外観と最高のサ−ビスにより北太平洋の女王と呼ばれた豪華客船「氷川丸」(山下公園)や多くの訓練生を育て上げ、救援物資の輸送など船のすばらしさ、時には厳しさを伝えてくれた「日本丸」(みなとみらい)などの代表的な船舶もヨコハマのシンボル的存在として身近なところに停泊し、いつも私たちを見守ってくれている。


さて、今日はそんな港ヨコハマ。時代が変われば私たちの二−ズも変化するグロ−バルな時代。そして、必要なモノを必要なモノだけ輸出輸入する現代のヨコハマの貿易事情を探ってみた。
まずはヨコハマ港の全国の位置づけとして、昨年の全国貿易額の割合。輸出が約10.4%輸入が5.7%となり、輸出の方が輸入よりはるかに多いようです。この結果は、我々にとっては経済効果が見込まれるということにつながるかも知れません。
そして主要品目。輸出は、自動車、自動車部品、建設・鉱山機械、輸入は非鉄金属、原油・祖油、天然ガス・製造ガスが1位から3位の順で占め、輸出輸入ともに最大の貿易相手国は中国です。
最近は、さまざまな疑いを持たれている中国ですが、世界で一番のパ−トナ−という数字がここでは現れています。


切っても切れないヨコハマと港。時代の変化に敏感に対応し、これからも、さまざまなモノ、そしてカルチャ−を私たちに運んでくれることでしょう。


記事:やまだかずひろ