平成19年度 横浜市創造的芸術文化活動支援事業補助金
横浜市が文化芸術によるまちづくりを目指す取組のひとつとして、公募による補助金制度を設けていることをご存知でしょうか。
昨年もこの時期に公募が開始され10件の活動が採択されましたが、今年も4月6日より募集が開始されるとの発表がありました。
横浜市のサイト→創造的芸術文化活動支援事業補助金
平成18年度の対象活動で主だったものを下記に挙げてみます。
- project suara「sound+dance+visual vol.9」
- AAPA「箱庭」
- ペペ馬場キネマ「ペペ馬場キネマ劇場」
- 小沢康夫(precog)「ALIVE ART MATSURI 2007」
- Off Nibroll「public=un+public」
- Art Autonomy Network「アート・アーカイヴによるネットワークづくり」
- 山野慎吾事務所「Ten thousands Collection」
私も全ての活動をきちんと把握しているわけではないですが、昨年度を振り返ってみても独自性、クオリティ共に高く、注目に値する活動が採択されていたことが分かります。
それぞれが従来の活動で積み上げてきた実力ある方たちなのはもちろんなのでしょうが、このような補助金の制度があるおかげで、より充実した活動を行うことができるのでしょう。
今年はどのような活動が採択され、そのような催しが行われていくのか今から楽しみです。ちなみに、私も個人的にエントリーしてみようかと考えています。
筆者 橋本誠
横浜国立大学マルチメディア文化課程卒業。ギャラリー勤務を経て、フリーのアートプロデューサーとして活動している。主な企画展にReading Room(BankART studio NYK/2005)など。2006年11月より横浜ベイクォーター内「ギャラリーBox」の作品展示をP3 art and environmentの芹沢高志と共に企画・制作。2007年9月に横浜・神戸で開催予定の「都市との対話」展を準備中。
展覧会・イベント情報サイトTokyo Art Beatのレビューページ「TABlog」に編集兼ライターとして参加、ポータルサイトAll About「アート・美術展」ガイドを担当するなど執筆活動も行っている。