「よこはま関内都市再生プロジェクト」特別シンポジウム無事終了
橋爪紳也教授のお話は楽しく示唆に富む内容だった。いい経験。
関内地区再生へ道探る/横浜
歴史的な建物が消え、高層マンションなどが増えている横浜・関内地区の再生について考える公開シンポジウムが二十六日、横浜市中区太田町の神奈川新聞社会議室で開かれた。県異業種グループ連絡会議(異グ連)の「よこはま関内都市再生プロジェクト」の主催で、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)などが後援。約六十人が参加した。
シンポジウムではまず、大阪市立大学大学院の橋爪紳也教授が「新たなにぎわいを生み出す文化的技法を駆使したまちづくり」と題して基調講演。 都市に人が集まる仕組みを「地域のブランド力」「文化と産業の連携」などを切り口に説明した。
さらに、ライオンに似た動物像「マーライオン」を徹底的にPRすることで観光客を集めるシンガポール政府観光局のブランド戦略や、映画上映と並行して映画産業のビジネスミーティングを行うことで成功しているプサン釜山映画祭の例などを紹介した。