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複合型商業施設『トレッサ横浜』が本日オープン

 トヨタ系列とダイハツの販売店を併設した複合型商業施設「トレッサ横浜」が港北区師岡町に12月5日オープンする。このトレッサ横浜は、トヨタが建設するオートモールとしては岐阜、大阪に続く3か所目で東日本では初出店となる。

 敷地は、トヨタグループの物流拠点跡地を活用したもので、敷地の総面積は7万1,000平方メートル。これまでの2店舗に比べて面積は最大。運営するのは、トヨタ子会社の「トヨタオートモールクリエイト」。今回のオープンは、北棟の先行オープン。南棟は来年3月に開業する予定で、スーパーや家電量販店などが入る南棟がオープンすれば、220店が出店する大型商業施設ちなる。2008年度に売上高350億円、1100万人の来場をめざすという。本日オープンするテナントは、ショップやレストランなど54店舗。全店舗に小額決済サービス『クイックペイ』が導入されている。施設コンセプトは「暮らしにクオリティを求めるお客様に発見・感動・集いの場を提供します。〜クルマと愉しむ豊かな生活〜」。

 環状2号線を挟んだ向川の南棟とは歩行者専用の「ペデストリアンデッキ」と歩行者とクルマ用の「スカイデッキ」で結ばれて、「スカイデッキ」を利用することにより、クルマでの左右両方向からの入出場が可能となる。更に、約5キロメートルの敷地内道路を配置し、駐車場待ちのクルマで周辺道路が混雑しないよう配慮しているとのこと。

 施設の外観は、横浜市の「緑のネットワーク」に呼応して緑化に積極的に取り組むとともに、横浜市姉妹都市であるフランスのリヨン市のレンガ造りの街並みの雰囲気を取り入れた。実際にリヨン市で使われている看板などを配置するほか、リヨンのイベント「光の祭典」を再現する照明設備も備えている。

トレッサ横浜
http://www.tressa-yokohama.jp/