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横浜市電保存館

かつて、横浜市民の足として親しまれてきた横浜市電
横浜市電を運営する横浜市交通局は1921年(大正10年)、横浜市電気局として発足。
それまで横浜電気鉄道が営業していた路面電車を買収、横浜市電として運行を開始した。
しかしながら時代と共に状況が変わり1972年(昭和47年)3月31日をもって市電の運行を終了した。


更に平成の世となった今日、市電廃止から35年以上が経ち、今や横浜市内に路面電車が走っていたという歴史を感じることができるものはほとんどない。
そんななか、横浜市営バス滝頭車庫の裏手にある横浜市電保存館では、今も横浜市電の歴史を伝えるとともに、実車に触れることができる。
また、その他にも21世紀の横浜を背景に鉄道模型が走る「鉄道模型大パノラマ」や地下鉄の運転シュミレーターなど様々な展示で楽しむこともできる。


最近では再びLRT(Light Rail Transit:軽量軌道交通)などの路面電車が見直され、多くの都市で導入が検討されており、2006年に開通した富山ライトレールは実質日本におけるLRT導入第1号で、その運営が全国の脚光を浴びている。
LRT導入の機運が高まれば、いつか再び横浜にも路面電車が走る日が来るかもしれない。
かつて横浜市電に乗っていた方は懐かしさとともに、乗ったことのない世代はその新鮮さとともに、あらためて路面電車の魅力を探してみるのはいかがでしょう。



開館時間は9時30分〜17時。
休館月曜(祝日にあたる場合は翌日)。
入館料は、大人200円、小・中学生100円。(65歳以上、就学前児童は無料)



市電保存館へようこそ
http://www.kyouryokukai.or.jp/ciden/index.htm


横浜にLRTを走らせる会
http://lrt.cocolog-nifty.com/yokohama/