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地図でめぐる横浜150年

地図を見ながら自分が行ったことない場所を想像したり、逆に実際に行った場所を地図でなぞりながら振り返ってみたり、と娯楽や気晴らしとして楽しむ人も多いのでは。 


いまやgoogleの提供するgoogle earthgoogle mapなどwebから手軽に地図を楽しむこともできるが、横浜の様々な地図に焦点をおいた横浜開港資料館の企画展、「ハマの謎とき−地図でめぐる横浜150年」に足を運んでみてはいかがだろうか。

同展は、幕末から市域がほぼ確定する1935年ごろまでの横浜地図を中心に、地図と関連資料を紹介するもので、横浜の成り立ちに関わる謎をひもとく。会場 には、絵地図、実測図、鳥観図などそれぞれの時代を代表する横浜地図約100点を展示。
開港資料館で横浜地図企画展-地図100点から歴史の謎を解説 - ヨコハマ経済新聞
横浜開港資料館


展示はQ&Aにて展開していく。例えば「中華街はなぜ斜めか?」という問いに対して、該当する地図や中華街昨今の写真などが展示されており、それを踏まえた応答といった具合だ。


様々な時代の地図を見比べることができるのも魅力だ。会場では現在の横浜駅三渓園など、昔の地図には記載されていなかった場所を探している声が行き交う。


展示構成(問い)は以下の通り、展示場で出会う地図と答えとを想像してから訪れるのもいいかもしれない。

Q1.関内は町名か−開港場の誕生 / Q2.中華街はなぜ斜めか−外国居留地の建設 / Q3.高島町高島嘉右衛門伊勢佐木町は?−鉄道建設と市街地拡大 / Q4.山下町なのに加賀町警察署?−居留置の繁栄 / Q5.ガス橋はどこに?−近代インフラの導入 / Q6.港に象の鼻?−港湾施設の整備 / Q7.横浜駅は海の中?−町から都市へ / Q8.瓦礫の山?山下公園−震災と復興 / Q9.消えたお台場−臨海部埋め立てと工業都市への変貌


また、観光コンベンションビューローでは横浜市の博物館・美術館を網羅したPR企画「横浜グランドミュージアム」が展開中だ。該当期間であれば、PRリーフレットや横浜交通局が発行する1日乗車券「みなとぶらりチケット」、京浜急行電鉄が発行する「横浜1dayきっぷ」を提示すれば割引特典も受けられる。
横浜市内の博物館PRプロジェクト-第1弾でガイドマップ配布 - ヨコハマ経済新聞
http://www.welcome.city.yokohama.jp/museum/


【おまけ】
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