横浜市では自動二輪車の駐車スペースの確保として、全国初の自動二輪車駐車場設置の附置義務化を含めた横浜市駐車場条例を改正しました。
平成19年12月1日施行のこの条例により、一定以上の商業施設などで新増築する際には自動二輪車駐輪場を含めた駐車場を設置することが義務づけられます。
背景には昨年、改正道路交通法の施行に伴う民間駐車監視員制度の導入されたことがあります。いままでは路上駐車を暗黙の了解とされてきました自動二輪車ですが、路上に駐車できない、しかし駐輪できる場所がないというのは大げさにいうとバイクユーザーにとって都市部でのバイク乗車を禁止しているのと同じことでした。
一方、横浜市では駐車場利用・運営状況を検証するため早くから横浜西口自動二輪車駐車場を平成18年3月16日にオープンさせています。民間駐車場での自動二輪車受け入れを促進することを目的として、実験的に整備したものです。この駐車場を皮切りに特にみなとみらい地区などバイクの駐車スペースも次第に増えてきました。今回の条例もこの流れを後押しすることは間違いないでしょう。
http://www.city.yokohama.jp/me/toshi/parking/nirin/index.html
http://www.city.yokohama.jp/me/toshi/parking/kaisei/index.html
http://cgi.city.yokohama.jp/shimin/kouchou/search/data/19001181.html
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