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野毛山動物園

こんにちは。今回のスポット情報はハマっ子にはおなじみの野毛山動物園です。
横浜市民に永く愛され続けているこの動物園の最大の特徴は、なんと言っても「入場無料」ということでしょう。が、無料だからといって小規模で小ぢんまりとしているわけではありません。爬虫類館もあれば、ライオンやキリン、そして象など大型動物もきちんといます。
動物系の観光スポットとしては八景島シーパラダイスズーラシアなど横文字系の新しいところのほうがメジャーかもしれませんが、横浜市民にとって、幼き頃に幼稚園や小学校の遠足で来園したであろうこの動物園への思い入れにも強いものがあるでしょう。実際、ズーラシアの開園に際しては野毛山動物園の存続が危ぶまれましたが、市民の要望により存続した経緯もありました。

アフリカライオンアムールトラ、キリン、ホッキョクグマ、チンパンジー、ペンギンなど100種類以上、1,000点以上の動物を擁しており、都心部の動物園としての飼育数はかなり充実している。
さらに室内温度を一定温に保った爬虫類専用の展示館があり、ワニ類やゾウガメ類の飼育保護は人気を博している。また展示動物ではないが、園内には孔雀などが放し飼いされて徘徊している。開園時より50年以上展示されていたインドゾウ(はま子)は2003年、老衰などにより死亡した。

開園は昭和26年4月1日。開園当時の名称は野毛山遊園地。園内にはもと日本庭園の名残があり、起伏に富んでいて、各動物舎も起伏をうまく利用して建てられていますが、坂が多いです。平成11年度から改修工事を行い、平成14年11月のリニューアルオープンで新しくきれいになりましたが、それでもどこか懐かしい香りのする動物園です。


野毛山動物園を管理するのは、横浜市環境創造局。
ちなみに、園内にかかる吊り橋風の歩道橋は、インダストリアルデザイナーの柳宗理さんのデザインだそうです。

住所
〒220-0032
横浜市西区老松町63-10

電話
045-231-1696 (案内テープ)

休園日
毎週月曜日 (祝日にあたる場合は、翌日)
※年末年始のお休みは12月29日〜1月1日

開園時間
午前9時30分〜午後4時30分 (入園は午後4時まで)
※なかよし広場は午前9時45分〜午後4時15分まで

交通
JR根岸線横浜市営地下鉄「桜木町」駅下車徒歩15分
または「桜木町」駅より市営バス89系統「一本松小学校」行き「動物園前」下車すぐ
京浜急行日ノ出町駅」下車徒歩10分

団体用バス専用駐車場(予約制)と身障者専用駐車場のみ
乗用車専用駐車場なし
横浜市中央図書館隣の一般有料駐車場が利用可


野毛山動物園
http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/dousyoku/nogeyama/

=野毛山動物園の記憶と記録=
http://www.oystergate.com/nogeyama/index.html