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横浜都心臨海部のビジネス&カルチャー情報を配信する「ヨコハマ経済新聞」編集部のブログ

横浜のミュージアム・博物館のイベント情報

今日はミュージアム系のイベント情報をまとめてお届けします。
なんといっても今話題の横浜のミュージアムといえば、「横浜夜景ミュージアム」。
これは、横浜ランドマークタワー69F展望フロア「スカイガーデン」に出現した“世界初”かつ日本一高いところにできた夜景をテーマにしたミュージアムです。(財)横浜観光コンベンション・ビューローが中心になって推進している「横浜夜の活性化事業2006 横濱ブリリアントウェイ」の関連イベントで、夜景評論家の丸々もとおさんが館長として、“横浜の夜景”をキーワードに、夜景解説パネルや写真を展示紹介するほか、実際に展望フロア スカイガーデンから臨む大パノラマをより魅力的に鑑賞できるアドバイスなんかもあって、夜景について違った楽しみ方もできる内容です。

2月10日、3月21日(いずれも時間は19時~19時30分)には、丸々もとお館長による「夜景の楽しみ方講座」もあるそうです。これは、来場者なら誰でも参加できるそうなので、よいのではないでしょうか。。

主 催:三菱地所ビルマネジメント株式会社/共 催:横浜観光コンベンション・ビューロー
協 力:横浜市/館 長:丸々もとお
料金:大人/¥1,000:高校生・満65歳以上/¥800 小・中学生/¥500:幼児/¥200
お問い合わせ先:スカイガーデン事務局 TEL.045?222?5030(代)
↓詳細は
http://www.gogoyokohama.com/

続いては、横浜開港資料館。
2009年の開港150周年に向けて開港資料館はちょっと注目です。横浜開港資料館は、開港百年を記念して編さんされた『横浜市史』の収集資料を基礎に、1981(昭和56)年、和親条約締結の場に開館したというもの。横浜の開港の歴史を知るだけでなくその「場」としての価値も感じたいですね。そんな開港資料館で先日始まった企画展が、開港150プレリュード(3)「川の町・横浜?ミナトを支えた水運」です。横浜の中心部、関内(かんない)・関外(かんがい)地域において、その昔、大岡川中村川、堀川、派大岡川、吉田川といった川や運河が縦横に走り、荷物や人を運ぶために川が使われ、川沿いには倉庫や商店が建ち並んでいたそうです。それが、時代の変遷と共に鉄道や道路に取って代わられ、いくつもの川が埋め立てられて姿を消していきました。今も川はないのに「○○橋」という地名が残っているところは多く、中区・南区界隈を知るには実に興味深い内容です。最近、水上交通としての川を見直す動きもでてきていますが、この企画展では、川の発展衰退の歴史を、様々な資料で明らかにしていこうというものです。

タイトル:開港150プレリュード(3)「川の町・横浜 ミナトを支えた水運」
期間:平成19年1月31日(水)~平成19年4月22日(日)
↓詳細は
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/


ミナトといえば、船。続いて紹介したいのは、日本郵船歴史博物館です。
2月25日まで行われている企画展「航路PART2」は、日本郵船120年の歩みの中から、主に昭和以降の船や人にまつわるエピソード、「喜劇王チャップリンの思い出」「巨人軍第1回アメリカ遠征」「ユダヤ難民」「嘉納治五郎と幻のオリンピック」「氷川丸フルブライト留学生」など30話余と、歴史を感じさせる客船ポスターをご紹介するというもの。つい先日、2008年春の再開をめざして氷川丸の補修・修繕を行うことが、日本郵船から発表されました。企業が自分たちが行ってきた事業を歴史として記録し、遺し、伝えていこうという姿勢はすばらしいですね。改めて、日本郵船歴史博物館に行ってみたいと思いました。

↓詳細は
http://www.nykline.co.jp/rekishi/welcome.htm

最後に、横浜にあるユニークなミュージアム横浜都市発展記念館を紹介しましょう。
現在に至る都市横浜のあゆみを、その原型が形成された昭和戦前期を中心に、「都市形成」「市民のくらし」「ヨコハマ文化」の三つの側面から紹介しているこの記念館では、2月1日から企画展「横浜ノスタルジア」が始まっています。これは、みなとみらい線開通3周年を記念し、昭和30年頃の横浜の街角を広瀬始親さんの写真展として展開するものです。現在、磯子区在住という広瀬さんが捉えた横浜の懐かしい風景にぜひ触れてください。

↓詳細は
http://www.tohatsu.city.yokohama.jp/