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「福・寿シネマの会1月例会で『勝手にしやがれ』」

金曜日の担当の森由香といいます。私は、2009年の横浜開港150周年に向けて、市民発のイベントを支援するしくみづくりを進めている「イベント創造プラットホーム運営委員会」の事務局スタッフをしています。そこで、金曜日は週末に開催されるイベントをピックアップしてお伝えしていきます。よろしくお願いします。

さて、今日ご紹介するのは1月7日(日)、ZAIM本館3F シアターで行われる「福・寿シネマの会 1月例会」。

「福・寿シネマの会」は、横浜映像企画(代表は福寿祁久雄さん)が主催する「観たい映画を映して、観たい人が集まってみる」会員制のシネマクラブです。福寿さんといえば、「横浜日劇」、「関内MGA(旧関内アカデミー)」などで長年にわたり映画を上映し、映画文化の発展に尽力してきた方。横浜映像企画では、昨年10月には「横濱ジャズプロムナード」の連携イベントとして、マーティン・スコセッシ監督の製作総指揮のもと、音楽通と言われる7人の監督が違った切り口からブルースを撮った7つの長編音楽ドキュメンタリー作品「THE BLUES Movie Project」を一挙上映したり、11月には「トスカの接吻」を上映したり。これまで横浜では観ることができなかった、上質の作品を上映しています。このシネクラブは会員制とはいえ「当日入会可・年会費・入会金なし」というありがたいシステム。映画はみんなのもの、映画好きが集まって、コミュニケーションを、ということで、上映会のあとには交流会も行われます。映画好きにはたまらない、映画に詳しくなくても、逆に「新しさ」を感じることができそうです。

そんな「福・寿シネマの会」の1月の上映作品は『勝手にしやがれ』(1959年・フランス映画)。フランスの映画監督で「ヌーヴェル・ヴァーグの旗手」と言われるジャン=リュック・ゴダールの最高傑作。主演はジャン=ポール・ベルモンドジーン・セバーグ。これまでの映画の常識や既成概念をブチ壊した、映画史上において重要な「分岐点」と言われる記念碑的な作品です。

■日時:2007年1月7日(日)
タイムテーブル
第1回 開場13:00 上映13:30 交流会15:00
第2回 開場16:30 上映17:00 交流会18:30

■会場:ZAIM 本館3F シアター http://za-im.jp/
DV上映 入替制(定員70名)
■会費:1000円(上映・交流会及び通信費)
□お問合せ:映画鑑賞会 090-8174-7791