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横浜都心臨海部のビジネス&カルチャー情報を配信する「ヨコハマ経済新聞」編集部のブログ

起業の計画

hamakei2005-01-09

ひさしぶりに終日外出せず。
昨日の「かんなびトークセッション」はいい場ができた。岸本さんやはり魅力的。


今年の自分の活動についてあらためて考えてみた。
一昨年から動き始めた「横浜コミュニティデザイン・ラボ」の活動も転換期を向かえている。ありがたいことに、講演会や交流会などの現場づくりやワークショップ・セミナーの組み立てなどで、いくつかの団体からお声がけを頂いている。この先、NPOとして仕事を続けていくためには体制や運営方法をもう一度デザインしなおす必要がありそうだ。

横浜コミュニティデザイン・ラボで、現在取り組んでいる場づくり系の仕事は、横浜青年会議所の2月例会の組み立てと、関東経済産業局の交流サロン事業の現場の企画制作。どちらも「クリエイティブ」がキーワードの現場。この2つの現場を成功させることで次のステップにつながると思う。


新しい事業展開として考えているのは、昨年4月から始めた「ヨコハマ経済新聞」の運営によって生まれた新しい関係を基盤に、横浜コミュニティデザイン・ラボのNPOの事業とは別に、営利事業をおこなう事業体を組み立てること。
具体的には、横浜で起業・創業する人をクリエイティブによって支援する事業を、投資系の企業との協働で立ち上げるコトを、今年最初の仕事にしようと思っている。
価値ある仕事・価値ある起業家にお金の流れを作っていくということと同時に、プロデュース的な目線で、才能やサービス・商品を社会とつなげるための情報デザインやブランディングをしていくというもの。

今年は自身がこれまでの経験から得た知恵と人間関係を活かして、これまでにお世話になった方々と今自分が注目している会社の仕事をお手伝いさせて頂くと共に、ここ数年ぼんやりと考えながらもあいまいにし続けてきた、自分の技術や才能が活かせる、理想と思う事業や会社のスタイルを動きながら考える1年にするつもりだ。

企画力・構想力をもって、何かにチャレンジする人を応援する事業を、若い才能ある人たちと一緒に楽しくやっていきたいと思う。今考えているのは地域型、このヨコハマにこだわった展開。
ヨコハマのビジネスのポートとなるようなオンラインとオフラインの場づくりがポイントだと思っている。


自分自身のここ十数年にやってきたことを振り返ると、最初はとにかく舞台の現場づくり。それからイベントや各種プロジェクトの企画とプロジェクトマネージメント。そして智財創造ラボの仕事を始めて、「コミュニティ」というモノに関心を持って、「横浜コミュニティデザイン・ラボ」を設立。ラボでは、今年度に入ってヨコハマ経済新聞という「ミドルメディア」をつくり情報を蓄積・運用するためのBANKづくりをやってきた。

基本的には、どこかに秀でた才能を持つヒトたちが複数集まってコトを動かしていくプロジェクト型の組織のマネージメントが好きなようだ。自分自身で表現をするというよりも、表現をする人たちの環境を設定して、舞台をつくるという仕事が多い。

今年はこのような取組みを、持続できるような体制を作っていきたい。

 地下鉄窓に滑らか映像 トンネルの壁利用した広告
横浜市の大型モニターメーカー「アビックス」が動く地下鉄車内からトンネルの壁をスクリーンにテレビ画面さながらの映像を見られる技術を開発、仙台市営地下鉄を利用し、今春の実用化を目指し実験を重ねている。
 同社によると、成田エクスプレスや札幌−新千歳空港間の快速エアポートなどで静止画像やこま送りの動画広告が実用化されているが「デジタル信号化で滑らかな映像を実現した」としている。
 実験は仙台市営地下鉄の北四番町駅と北仙台駅間の約270メートル。壁面に赤、青、緑の発光ダイオード(LED)が縦にそれぞれ192個並んだユニットが1・2メートル間隔で225個設置されている。
共同通信) - 1月9日17時43分更新