デジタルアーカイブ(digital archive)
文化財や歴史的文書などをデジタル技術を使って記録し、インターネットなどを通して多様に活用できるようにすること。1990年代後半頃から、国内のいくつかの都市・地域で先進的な開発や実験が始まり、全国に取り組みが広がりつつある。アーカイブとは、「文書の保管庫」などの意味。
問い合わせ先:函館マルチメディア推進協議会事務局(函館商工会議所企画情報課)
tel.0138-23-1181
fax.0138-27-2111
hmpc@hakodate.cci.or.jp
11月27日(土)
16:00〜19:00 フォーラム (会場: 函館ハーバービューホテル)
基調講演「都市の経験を拓くデジタルアーカイブ」
▽講師 : 竹村真一(京都造形芸術大学教授)
デジタルアーカイブのような試みは、都市に暮らす人にとって、どんな新しい経験をもたらすのでしょうか? 専門の文化人類学のフィールドに留まらない多彩な活動を続けている竹村真一さんに、「どこでも博物館」「100万人のキャンドルナイト」「触れる地球」などご自身のプロジェクトを紹介していただきながら、文化と技術がつながり合うことで生まれる可能性を展望していただきます。
▽トークセッション「デジタルアーカイブは、都市・地域に何をもたらすか」
ゲスト:
・佐藤 泰(せんだいメディアテーク企画・活動支援室長)
・田中浩也(東京大学生産技術研究所助手)
・前田邦宏((株)ユニークアイディ代表取締役)
・川嶋稔夫(公立はこだて未来大学教授、当協議会副会長)
コーディネーター:渡辺保史(ジャーナリスト、当協議会幹事)
地域に開かれた公共文化施設のデザイン、人々の関心事を共有しあうことで新たな価値発見を促すウェブサイト、あるいは地元函館での研究や実践例など、先進的に取り組まれているデジタルアーカイブ関連の活動に取り組んでいるみなさんをお招きし、こうした実践が都市・地域にどんな風に根づいていくのか、展望を語り合います。