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舞台監督@ボロット・バイルシェフ in Japan 2004

hamakei2004-11-16

今月は舞台公演2つ。1つ目はボロット。アルタイの喉歌
今年で舞台監督をさせていただくのは3回目。

今回は、昔、著書をたくさん読ませて頂いた、菅さんがトークセッションに登場する。
田口ランディーさんとの掛け合いが楽しみ。  


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2003年に続き 再びボロットがアルタイからやってくる。

大地を揺るがせ、大気を充たす
アルタイの喉歌[カイ]宇宙の命脈
ボロット・バイルシェフ in Japan 2004

東京公演 2004年11月18日(木)19日(金) 開場18:30 開演19:00
会場 トッパンホール
チケット 前売り5,500円 当日6,000円

出演
ボロット・バイルシェフ (カイ、トプシュール、ショール、口琴
巻上公一 (ヴォイス、口琴テルミン
佐藤正治( パーカッション、ヴォイス)
トークセッション
田口ランディ (作家) + 菅靖彦 (翻訳家、トランスパーソナル学会副会長)

公演イメージ
第一部
 プロローグ 10分
 ボロット・バイルシェフ ソロ 40分
 アルタイトーク(田口ランディ、菅靖彦、ボロット、巻上公一) 20分
休憩
第二部
 ボロット・バイルシェフ セッション 30分
 (ボロット・バイルシェフ、巻上公一佐藤正治)

プロデュース 田口ランディ 巻上公一 主催:アルタイ文化研究会

■ボロット・バイルシェフ
1962年2月20日ウスチカン地区クルルク村生まれ。カザフスタンのバイコヌール宇宙基地にいた兵役時代に書いた「我が故郷クルルク」が大ヒット、一躍アルタイ共和国のスター歌手となる。バンドでの活動に伝統楽器やカイなどの伝統唱法を取り入れ独自の世界を築く。1992年、カザフスタンで開催された国際ポピュラー音楽コンテスト「Voice of Asia」で入賞。1994年にはハカス共和国アバカンでのコンテストでグランプリを獲得。その後ウェザー・リポートジョー・ザヴィヌルとの共演をはじめ、ヨーロッパを中心に世界各国で演奏活動を展開する。2000年と2001年には巻上公一の招聘により来日。ソロアルバム『アルタイのカイ 秘密の夢〜英雄叙事詩の世界』(巻上公一プロデュース、キング・レコード)では、トプシュールや縦笛ショール、口琴コムスといった伝統楽器と高低多種多様な生の声を使って、伝統を踏まえつつもそれを乗り越えた音楽世界を作りあげる。

巻上公一
1956年熱海市生れ。その独特な色気のある変幻自在の声をもって、国内外を問わず、ジャンルを越えて活躍するモダン・ボーカリスト。その奇妙な歌世界にファンが多いロックバンド、「ヒカシュー」のリーダーをはじめ、歌謡曲を大胆に生まれ変わらせる「超歌謡」の試み、声帯の可能性を探る即興演奏、コンピュータによるインタラクティヴ演奏の研究等を精力的に行っている。近年は、トゥバ共和国に伝わる喉歌(ホーメイなど)を研究し、日本に紹介する活動も行っている。'95年、'98年世界ホーメイコンテストで特別賞を受賞。現在日本トゥバホーメイ協会会長。
また、「口琴」という埋もれていた擺錣虜廼瓩凌裕い硫佗佞洩鬚箸靴討眞里蕕譴襪?98年6月、オーストリアのモルンで開かれた口琴フェスティバルに参加し、そこでボロット・バイルシェフと出会う。意気投合し初共演。その奇跡ともいえる美しいセッションは、その場に居合わせた人々を激しく感動させた。

佐藤正治
ヒカシューメンバー。 Drum、Percussion、Guitarなど、数々の楽器、声、Computerを駆使し、 21世紀の「地球の音」 「人間の音」を追い続ける。 美狂乱のオリジナルメンバー、Adiのリーダーとして活躍後、井上陽水細野晴臣Zabadak加藤登紀子THE BOOM 他、多数のアーティストとの共演、 レコーディングに参加。 また、数々のCM音楽作品もある。最近では音楽プロデュ−サーとしてsarahのCD制作や楽曲提供、「おしまいの日」の映画音楽なども手がける。 2000年のシドニーオリンピックでは、新体操団体日本代表の作編曲、プロデュースを担当。 また、自身のユニット“massA' s Jammer”や“Creole a massA”名義でのソロライブなど、意欲的な活動を展開。 1984年ヒカシューにサポートとして参加。 巻上公一「平成じゃらん節」のアレンジなどでも活躍。

田口ランディ
1959年東京生れ。広告代理店、編集プロダクションの編集者を経て、'96年に紀行エッセイ『忘れないよ!ヴェトナム』'97年に『癒しの森』(共にダイヤモンド社)を出版する。'98年からインターネットを通じてメールマガジンを配信開始。'99年『もう消費すら快楽じゃない彼女へ』 (晶文社)を出版。2000年に長編小説『コンセント』(幻冬舎)を発表。その後、本格的な作家活動に入る。

■菅靖彦
著作家、翻訳家、セラピスト、日本トランスパーソナル学会副会長、トランスパーソナル心理学の導入において中心的な役割を果たす。ケント・ウイルパーやスタニスラス・グロフの主要な著作の翻訳の他、自らも『変性意識の舞台』(青土社)を著し、人類の変容を唱える。イルカ研究の世界的権威ジョン ・C・リリーの紹介者であり、友人でもある。7年ほど前から創造性開発を主とするワークショップを各地で開催している。著書に『心はどこに向かうのか』(NHKブックス)など。主な訳書に、アルタイのシャーマニズムの世界を描いた実話物語『ペロボディアの輪』(オルガ・カリティディ/角川書店)『意識の中心』(ジョン・C・リリー/平河出版)『この世で一番の奇跡』(オグ・マンディーノ/PHP研究所)など多数。