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エバラ黄金の味30周年

エバラ食品工業(西区北幸)の主力商品の1つである、「エバラ黄金の味」が発売されて今年で30年になるという。新聞を何気なく見ていたら、それを伝える記事広告が目に入った。


エバラ食品工業は、横浜に地をおいて50年にもなる地場産業。しかし、焼肉のたれの全国的なシェアから地場産業としてのイメージをあまり抱かないのではないだろうか。それもそのはず、広告によると焼肉のたれ市場マーケットシェアが「エバラ黄金の味だけ」でも37.8%、同社における他の焼肉のたれを加えると実に約50%のシェアを誇るというのだ。


しかし一方では、横浜ブランドの商品も展開している。「横濱舶来亭フレークルウ」というカレーなどのルウがそれにあたる。この商品にはもう他社の商品やポスター・チラシ等でおなじみだろうか、(財)横浜開港150周年協会の承認を得て150周年ロゴマークをパッケージデザインに採用している。エバラ食品工業の多大な販売網から、パッケージをみかけた全国の人々に横濱開港150周年にアピールできるかもしれない。
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話を黄金の味に戻そう。を先に上げた記事広告によると、30周年を機に黄金の味と家族の世帯数の減少や新商品「黄金の味 NEXT GOLD」のブランド強化にさらに力を入れていくという。「黄金の味 NEXT GOLD」は、ゼリー飲料などでよくみかける口栓付きのスパウトパウチを採用し、調理のたれとしてだけでなく、ホットドックのようなサンドに直接かけることも提案していくそうだ。これからの商品展開、販促展開が楽しみだ。
エバラ食品
「たれ」で焼肉を家庭の食卓へ。 食文化企業「エバラ食品」の軌跡 - ヨコハマ経済新聞

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