おそらく横浜はラ−メン激戦区。中華街に始まり、ラ−メン博物館、ラ−メン甲子園、環状2号線沿いなど。手ごろな値段で全国の美味しいラ−メンにありつける。そんな中でも、皆さんもご存知のように横浜の代表的なラーメンといえば、横浜家系。カップラーメンなどで一部商品化された有名店舗もあるように、神奈川のご当地ラーメンと呼べるだろう。
スープは、醤油でも味噌でも塩でも豚骨でもない「豚骨醤油」がべ−ス。外から見たら、ちょっと曖昧な感じもするが、異文化を受け入れてきた横浜と同じように融合性を持ち合わせた、独自の醤油と豚骨に鶏がらを加えたミックスの白濁ス−プが食欲をそそる。
基本的に麺は、ストレ−トの太麺で、具はお店によって多少異なるが、チャ−シュ−と煮たまご、のり、青菜などがトッピングされている。
元々、この醤油豚骨が全国に広めた元祖のお店として有名なのがご存知「吉村家」と言われている。その吉村家ののれんわけ、系列店などを中心に市内に広がり、「六角家」「横濱家」「本牧家」「近藤家」など他、「○○家」と言うお店が数多く点在する。
「ここのラ−メンが美味しいよ」って味は食べる人によって好みがある。
麺の太さや固さ、醤油味の濃さ薄さ、豚骨油の多い少ない、野菜の出汁（難しいか？）などなど..。お店によってかなり異なってくる。だからテレビや雑誌などの評価は参考にして、実際に自分で確かめてみると意外な発見があるかも知れない。
お気に入りのラーメン屋、皆さんはありますか？一軒ぐらいは是非押さえておきたいものである。
記事：やまだかずひろ
