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頑張れ、神大!!〜2008年箱根駅伝〜


 2008年が幕開いた。早いもので平成という元号も20年となった。
年明けに盛り上がるスポーツと言えば、「東京箱根間往復大学駅伝競走」通称・箱根駅伝であろう。今年はなんと84回目となる歴史ある大会だ。東京・大手町から箱根の間、横浜市内では鶴見と戸塚に中継所を置いている。この往路の鶴見から戸塚までの区間は「花の2区」と言われ、保土ヶ谷と戸塚の急勾配がポイントであるため、各校がエース級の選手をぶつけてくる見どころある区間である。


 横浜市に籍を置く大学として唯一、神奈川大学が出場している。神奈川大学は第17回大会である1936年に初出場している伝統校だ。当時は大学ではなく「横浜専門学校」であった。貿易が盛んな横浜港で、貿易のスペシャリストを養成しようと社会人向けの夜間学校であった。神奈川大学として箱根駅伝に出場するようになったのは1950年からである。
その後、不出場時代という不遇を経て、1997年に29回目の出場で初の総合優勝を果たした。初出場から61年目の悲願であった。翌1998年も連覇。その後は常連校でありながら、優勝から遠ざかっている。

 今年も往路では下位に甘んじてしまっている。しかし、神奈川大学に程近い首都高速東神奈川出入口付近では地元校とあって多くの幟が掲げられ、ひときわ大きな声援が送られていた。筆者の母校でもあるだけに、後半での頑張りに期待したい。



記事:田中 健介

箱根駅伝公式Webサイト
http://www.hakone-ekiden.jp/

・『東京箱根間往復大学駅伝競走
http://www.ntv.co.jp/hakone/index.html

・ジンダイエキデンサイト
http://ekiden.kanagawa-u.ac.jp/