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「ヒルサイド」市民創発説明会 〜市民創発って何?〜

 2009年の横浜開港150周年の事業への市民参加者の募集がスタートしました。まずは、ヒルサイドでの出展を企画から時間をかけて考えていく「創発プログラム」出展メンバーの募集が始まりました。
ヒルサイドとは、2009年7月4日〜2009年9月27日(予定)に横浜動物の森公園(ズーラシア未整備地区)で、横浜の抱える様々な課題に対して市民一人ひとりが気づき、結集し、行動するきっかけとするため、4つの事業のテーマを設定しておこなわれる、市民参加型のイベントです。市民が準備段階から参画し、自らイベントを企画し、共につくり上げていくという「新しい市民参加の形」=「市民創発」を通じて事業を進めていきます。

ヒルサイドイベントの公式ホームページで「市民創発」について説明されています。

これまで多くの市民参加は、提示されたメニューに対して参加することが主となるものでした。
これに対し「市民創発」は、異なる価値観や能力を持つ個人が、他者との相互作用(つながり)を通して刺激し合い、「気づき」を起こし、新しい価値観や企画を創造し、具体的行動を誘発していくものです。
この市民創発によって誕生したプロジェクトが、市民から始まる「この指止まれ型」の活動として、さらに仲間や地域を巻き込みつつ拡大していきます。
市民の方々は、市民創発プロジェクトに加えて、制作段階から参加する市民協働プロジェクト、運営段階に参加する市民参加プロジェクトにも参加することができます。

19日(金)19時からは旭公会堂で説明会が行われます。開港150周年イベントの小川総合プロデューサーによる説明や、小川さんと今回のヒルサイドのコンセプトづくりのワークショップ「市民ダイアローグ」に参加した方々によるトークショー「市民創発の道を語る」など、単に堅苦しい説明だけでない、「創発プログラム」ならではの説明会になるそうです。

22日には上大岡ひまわりの郷、27日には神奈川公会堂でも行われます。

市民創発、体験してみる価値がありそうです。説明会に参加してみてはいかがでしょうか?

横浜動物の森公園を会場とした「ヒルサイドエリア」ではメーンコンテンツを「市民創発プログラム」とし、市民の手によって創りあげるトークショーやワークショップ、展示やパフォーマンスなどが、2009年7月4日から9月27日まで行われる。なお、10月12日から市民創発プログラムへの参加メンバーを公募する。