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横浜ベイクォーターのアート空間

新コーナー木曜日を担当いたします橋本誠です。私はフリーのアートプロデューサーとして仕事をしていますので、こちらでは横浜で注目のアート情報などをお届けできればと思っています。今回は自己紹介も兼ねまして、私が携わっている仕事をひとつご紹介します。

昨年8月にオープンした横浜ベイクォーターにはもう行かれましたか?
気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、施設の中で気軽にアート作品を見ることができる場所があります。

3,4,5階の中央通路からシーバス乗り場方向へと抜ける通路の壁に、合計27個の「ギャラリーBOX」というショーウィンドウギャラリーが設置されていて、アート作品が飾られています。

ここでは年4回、様々なアーティストによる作品を展示していきますが、そのキュレーター(企画)を務めるのが横浜トリエンナーレ2005でもキュレーターを務めた芹沢高志氏。私はそのアシスタントとして、アーティストの選定や展示制作に関わる仕事を行っています。

私も今までに展覧会制作に関わる仕事は行ったことがありますが、そのほとんどが美術館やギャラリーで行われるものでした。この「ギャラリーBOX」は、商業施設の一角にあるということで、気づかずに通り過ぎてしまう方もいれば、熱心に各フロアを見ている方もいるなどお客様の反応も様々で、仕掛け人としても楽しく展示の様子を見守っています。

現在展示が行われているのは、カラフルな色使いが特徴的な多田玲子さんと下平晃道さんの作品。「ギャラリーBOX」の特徴ある空間を生かして、額入りのドローイングとオブジェを一緒に展示した作品もあります。

お立ち寄りの際にはぜひご覧ください!


【多田玲子・下平晃道「パラダイスのドローイング」】
http://www.yokohama-bayquarter.com/art/gallery.html

 会期 2006年11月12日(日)〜2007年2月14日(木)
 時間 11:00〜23:00
 会場 横浜ベイクォーター「ギャラリーBOX」
 住所 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10
 JR・私鉄各線横浜駅「きた東口」徒歩4分